女子サッカー留学おすすめの国は?費用・年齢別プランを徹底比較【2026年】
女子サッカー留学を考えているあなたへ。
「どの国がいいの?」「費用はどれくらい?」「私の年齢でも行ける?」「本当にプロになれるの?」
この記事では、女子サッカー留学のおすすめの国、費用相場、年齢別の選び方、そしてプロ契約までの道のりを徹底解説します。
実際にスペイン女子2部・3部へ10名以上のプロ契約をサポートしてきた経験をもとに、リアルな情報をお届けします。
▼サッカー留学の全体像を知りたい方はこちら


1. 女子サッカー留学とは
女子サッカー留学とは、海外のクラブチームに所属しながらサッカーのスキルを磨く留学のこと。
近年、なでしこジャパンの活躍や海外リーグでプレーする日本人女子選手の増加により、女子サッカー留学の人気が急速に高まっています。
女子サッカー留学の種類
| 種類 | 期間 | 目的 |
|---|---|---|
| 短期留学 | 1週間〜1ヶ月 | 海外サッカーの体験、自分のレベル確認 |
| 中期留学 | 2〜3ヶ月 | スキルアップ、語学習得 |
| 長期留学(トライアウト) | 6ヶ月〜1シーズン | プロ契約を目指す |
「プロを目指すのか」「経験を積みたいのか」によって、選ぶべきプランは大きく変わります。
なぜ今、女子サッカー留学なのか
2023年女子W杯でスペインが優勝したことで、世界の女子サッカー市場は急成長しています。
特にスペインでは:
- 女子リーグへの投資が急増
- 外国人選手の受け入れ枠が拡大
- 日本人女子選手への評価が高い
つまり、今が女子サッカー留学の最高のタイミングと言えます。

2. 女子サッカー留学おすすめの国4選
女子サッカー留学で人気の国は、スペイン・ドイツ・アメリカ・オーストラリアの4カ国。
それぞれの特徴を詳しく解説します。
スペイン
2023年女子W杯優勝国。今、最も熱い女子サッカー市場。
リーグ構成
| カテゴリ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1部 | Liga F(リーガF) | 16チーム。バルサ、レアル、アトレティコなど |
| 2部 | Segunda Federación Femenina | 28チーム(2グループ)。プロ契約が一般的 |
| 3部 | Tercera Federación Femenina | 地域別リーグ。セミプロ〜プロ契約 |
| 4部以下 | Regional | アマチュアリーグ |
スペイン女子サッカー留学のメリット
- プロ契約のチャンスが多い:2部・3部でも給与が出るクラブが多数
- 日本人女子への評価が高い:技術力、勤勉さが評価される
- リーグのレベルが急上昇中:W杯優勝で投資が増加
- 生活費が比較的安い:マドリード・バルセロナ以外なら月10万円程度で生活可能
スペイン女子サッカー留学のデメリット
- スペイン語が必要:長期の場合は語学学校との併用が必須
- ビザ取得に時間がかかる:学生ビザで2〜3ヶ月
こんな選手におすすめ
- プロ契約を本気で目指したい
- 技術を活かしたサッカーがしたい
- なでしこリーグ以外の選択肢を探している
ドイツ
女子ブンデスリーガは世界最高峰のリーグのひとつ。
リーグ構成
| カテゴリ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1部 | Frauen-Bundesliga | 12チーム。バイエルン、ヴォルフスブルクなど |
| 2部 | 2. Frauen-Bundesliga | 14チーム。プロ契約一般的 |
| 3部 | Regionalliga | 地域別5リーグ。セミプロ |
| 4部以下 | Oberliga以下 | アマチュア |
ドイツ女子サッカー留学のメリット
- 給与・待遇が安定:2部以上は生活できる給与が出る
- 生活費が比較的安い:ヨーロッパの中では物価が安め
- サッカー環境が整っている:施設、指導者のレベルが高い
- ワーホリビザが使える:18〜30歳なら取得しやすい
ドイツ女子サッカー留学のデメリット
- ドイツ語の壁:英語だけでは厳しい場面も
- フィジカル重視:体格差に苦しむ選手もいる
- 冬が厳しい:11月〜3月は氷点下も珍しくない
こんな選手におすすめ
- フィジカルに自信がある
- 安定した環境でプレーしたい
- ヨーロッパでのキャリアを長期的に考えている
アメリカ
大学サッカー+奨学金ルートが魅力。
リーグ構成
| カテゴリ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| プロ1部 | NWSL | 14チーム。世界最高峰のプロリーグ |
| プロ2部 | NWSL X | 2024年新設 |
| セミプロ | USL W League | 全米90チーム以上 |
| 大学 | NCAA Division I/II/III | 奨学金でプレー可能 |
アメリカ女子サッカー留学のメリット
- 奨学金で留学できる:学費・寮費がカバーされる可能性
- 英語が学べる:セカンドキャリアにも活きる
- 大学卒業資格が取れる:4年間で学位取得
- NWSLへの道がある:大学サッカーからプロへ
アメリカ女子サッカー留学のデメリット
- 費用が高い:奨学金なしだと年間500万円以上
- 英語力が必要:TOEFLスコアが求められる
- 学業との両立:成績が悪いと試合に出られない
こんな選手におすすめ
- サッカーと学業を両立したい
- 英語を身につけたい
- 大学卒業資格がほしい
- 長期的なキャリアを考えている
オーストラリア
英語圏で最もハードルが低い選択肢。
リーグ構成
| カテゴリ | 名称 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1部 | A-League Women | 12チーム。プロリーグ |
| 2部 | NPL(州リーグ1部) | 州ごとに運営。セミプロ |
| 3部以下 | NPL2以下 | アマチュア |
オーストラリア女子サッカー留学のメリット
- ワーホリビザが使いやすい:18〜30歳なら1年間滞在可能
- 英語圏:語学習得も同時にできる
- 時差が少ない:日本との連絡が取りやすい
- 治安が良い:初めての海外でも安心
- 働きながらプレー可能:ワーホリなら就労OK
オーストラリア女子サッカー留学のデメリット
- リーグのレベル:ヨーロッパに比べるとやや落ちる
- シーズンが逆:2月〜9月がシーズン
- 給与は低め:NPLでは無給〜少額
こんな選手におすすめ
- 初めての海外挑戦で不安がある
- 英語を学びながらサッカーしたい
- 社会人で働きながら挑戦したい
- ヨーロッパ挑戦前のステップにしたい

3. 女子サッカー留学の費用相場
「いくらかかるの?」は最も多い質問のひとつ。
国・期間別の費用相場を具体的に解説します。
費用の内訳
女子サッカー留学にかかる費用は、主に以下の項目があります。
エージェント費用は、留学サポート、チーム紹介、現地サポートなどを含みます。航空券は往復で10〜20万円程度。ビザ申請費用は国によって異なり、0〜3万円。海外保険は月1〜2万円程度。語学学校費用は長期の場合に必要で、月5〜15万円。生活費は家賃、食費、交通費などで月10〜20万円が目安です。
国別・期間別の費用目安
スペイン
| 期間 | エージェント費用 | 生活費目安 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| 2週間(短期) | 42.9万円 | 5〜10万円 | 50〜55万円 |
| 1ヶ月(短期) | 49.5万円 | 10〜15万円 | 60〜65万円 |
| 3ヶ月(中期) | 53.9万円 | 30〜45万円 | 85〜100万円 |
| 6ヶ月(長期) | 59.4万円 | 60〜90万円 | 120〜150万円 |
| 1年(トライアウト) | 96.8万円 | 120〜180万円 | 220〜280万円 |
※航空券、保険、ビザ費用は別途
ドイツ
| 期間 | エージェント費用 | 生活費目安 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| 2週間(短期) | 42.9万円 | 5〜10万円 | 50〜55万円 |
| 1ヶ月(短期) | 49.5万円 | 10〜15万円 | 60〜65万円 |
| 3ヶ月(中期) | 53.9万円 | 25〜40万円 | 80〜95万円 |
| 6ヶ月(長期) | 59.4万円 | 50〜80万円 | 110〜140万円 |
| 1年(トライアウト) | 96.8万円 | 100〜160万円 | 200〜260万円 |
オーストラリア
| 期間 | エージェント費用 | 生活費目安 | 合計目安 |
|---|---|---|---|
| 2週間(短期) | 42.9万円 | 5〜10万円 | 50〜55万円 |
| 1ヶ月(短期) | 49.5万円 | 12〜18万円 | 62〜68万円 |
| 3ヶ月(中期) | 53.9万円 | 35〜55万円 | 90〜110万円 |
| 1シーズン(トライアウト) | 44.0万円 | 70〜110万円 | 115〜155万円 |
※オーストラリアはワーホリビザで働きながら滞在可能なため、実質の負担は軽減できます
費用を抑えるコツ
- 早めに動く:航空券は早めに予約すると安い
- シェアハウス:一人暮らしより大幅に節約可能
- 自炊:外食を減らすと月3〜5万円節約
- ワーホリ活用:オーストラリアなら働ける
- プロ契約を目指す:契約できれば給与が出る

4. 年齢別の選び方
「私の年齢でも行けるの?」という質問も非常に多いです。
年齢によって最適なプランが異なるので、詳しく解説します。
中学生(13〜15歳)
おすすめプラン
短期留学(1〜2週間)
理由
- FIFAの規定により、18歳未満は国際移籍して公式戦に出場することに制限がある
- 長期滞在は学業との両立が難しい
- まずは「海外サッカーを体験する」ことが目的
具体的なプログラム
- 夏休み・春休みを利用した短期プログラム
- 現地クラブの練習参加
- サッカーキャンプへの参加
費用目安
50〜70万円(2週間程度)
注意点
- 保護者の同伴が必要な場合あり
- 現地スタッフのサポート体制を確認すること
高校生(16〜18歳)
おすすめプラン
短期〜中期留学(2週間〜3ヶ月)
理由
- 公式戦出場の制限は残るが、練習参加で十分成長できる
- 高校卒業後の長期留学に向けた「準備」として最適
- 自分のレベルを海外基準で確認できる
具体的なプログラム
- 長期休暇を利用した短期留学
- 高校在学中の休学留学(3ヶ月程度)
- 卒業後の長期留学を見据えたトライアウト
費用目安
60〜120万円(期間による)
高校生で留学する3つのメリット
- 若いうちに海外経験:吸収力が高い時期に異文化体験
- 進路の選択肢が広がる:高卒後に海外でプロを目指す道も
- 語学習得が早い:若いほど言語の習得スピードが速い
大学生(19〜22歳)
おすすめプラン
長期留学(6ヶ月〜1シーズン)
理由
- 大学の休学制度を使えば、ほぼノーリスクで挑戦できる
- 休学しても「新卒」として就活可能
- プロ契約を目指すなら最適なタイミング
具体的なプログラム
- 1年間休学してスペインでトライアウト
- 半年間の中期留学で実力を試す
- 大学サッカーと並行して夏休みに短期留学
費用目安
150〜300万円(1シーズン)
大学生で留学するベストなタイミング
大学生の場合、3年生での休学がベストタイミングです。
1年生はまず大学サッカーに集中する時期。2年生なら夏休みに短期留学で海外サッカーを体験してみるのがおすすめ。3年生は休学して1シーズン挑戦できる最適なタイミングです。4年生は就活との兼ね合いが難しくなります。
休学のリスクは?
正直、リスクはほぼありません。
- 1〜2年休学しても「新卒」として就活可能
- 海外経験は就活でプラス評価
- 最悪プロになれなくても、人生経験として価値がある
むしろ「挑戦しなかった後悔」の方が大きいという声が多いです。
社会人(23歳以上)
おすすめプラン
トライアウト(3ヶ月〜1シーズン)またはワーホリ活用
理由
- 時間的制約があるため、短期間で結果を出す必要がある
- ワーホリビザ(〜30歳)を使えば、働きながら挑戦可能
- 覚悟を決めた挑戦だからこそ、本気度が高い
具体的なプログラム
- 仕事を辞めて1シーズン挑戦
- オーストラリアでワーホリ+サッカー
- 有給休暇を使った短期トライアウト
費用目安
150〜300万円(1シーズン)
社会人が海外挑戦する際の注意点
- 年齢制限:ワーホリビザは30歳まで(国によっては35歳まで)
- キャリアの断絶:復帰後の仕事をどうするか
- 貯金:最低でも200〜300万円は必要

5. 女子がプロ契約を目指すならどこ?
結論から言うと、スペインが最もおすすめです。
スペインをおすすめする6つの理由
1. なでしこリーグより「待遇が良い」という現実
衝撃的な事実をお伝えします。
日本の「なでしこリーグ1部」(実質日本2部相当)では、サッカーだけでお金をもらっている選手はほぼ皆無です。多くの選手がアルバイトや仕事をしながらプレーしています。
一方、スペイン3部では:
| 項目 | なでしこ1部 | スペイン3部 |
|---|---|---|
| 給与 | ほぼゼロ(無給〜数万円) | 平均250€(約4万円)/月 |
| 住居 | 自己負担 | クラブが無料提供 |
| 水道光熱費 | 自己負担 | クラブが負担 |
| ビザ | – | 就労ビザ取得可能(費用クラブ負担のケースも) |
| 成果報酬 | なし | ゴールボーナスあり(チームによる) |
つまり、日本の「なでしこ1部」より、スペインの「3部」の方が待遇が良いのです。
これは冗談ではなく、実際にStayDream経由でスペインに渡った選手たちのリアルな状況です。
なぜスペイン3部の方が待遇が良いのか?
理由はシンプルです。
- スペインでは女子サッカーが「ビジネス」として成立している
- W杯優勝でスポンサーが増え、クラブの収益が上がっている
- 3部でも地域の注目度が高く、観客動員がある
- 選手を「投資」として捉え、良い環境を提供する文化がある
日本では「女子サッカー=お金にならない」という認識がまだ強いですが、スペインでは状況が全く違います。
具体的な待遇の例
StayDream経由でスペイン3部に契約した選手の実例:
- 月給:200〜450€(約3〜7万円)
- 住居:クラブが用意したアパート(無料)
- 光熱費:クラブ負担
- 交通費:練習場への送迎あり(チームによる)
- ゴールボーナス:1ゴール50〜100€(チームによる)
- ビザ:就労ビザ取得済みの選手も複数名
サッカーだけで生活できる環境がスペイン3部には存在します。
これは、なでしこリーグで「サッカーを続けるために働きながらプレーする」のとは全く違う世界です。
2. プロ契約のハードルが低い
スペインでは、2部・3部でも「プロ契約」として給与が出るクラブが多いです。
| カテゴリ | 契約形態 | 月給目安 |
|---|---|---|
| 2部(Segunda) | プロ契約 | 5〜15万円+住居 |
| 3部(Tercera) | セミプロ〜プロ | 3〜6万円+住居・光熱費 |
| 4部(Regional) | アマチュア〜セミプロ | 0〜5万円 |
なでしこリーグでプロ契約できなかった選手が、スペイン3部でプロ契約するケースは珍しくありません。
3. 日本人女子選手への評価が高い
スペインのクラブは、日本人女子選手に対して非常にポジティブな印象を持っています。
- 技術が高い
- 戦術理解度が高い
- 真面目で練習態度が良い
- チームに馴染みやすい
これは、過去に活躍した日本人選手たちが築いてきた信頼です。
4. リーグのレベルが急上昇中
2023年女子W杯でスペインが優勝したことで、国内の女子サッカーへの投資が急増しています。
- バルセロナ女子の試合に9万人が来場
- リーガFの放映権料が増加
- 2部・3部のクラブも施設を改善
今後さらにレベルが上がることが予想されるため、「今のうちに」挑戦する価値があります。
5. ステップアップの道がある
スペインでは、実力次第で上のカテゴリに移籍することが可能です。
典型的なステップアップの例: 4部で契約 → 1シーズン活躍 → 3部からオファー → さらに活躍 → 2部へ
日本では「WEリーグに入れなかったら終わり」という雰囲気がありますが、スペインでは何度でもチャンスがあります。
6. 18歳以上はビザの問題なし
2025年5月にスペインの学生ビザ制度が変更されましたが、18歳以上の選手には特に影響はありません。
語学学校に通いながらサッカーをする形で、問題なく長期滞在が可能です。

6. 実際にプロ契約した選手たち
「本当にプロになれるの?」という疑問に答えるため、実際にスペインでプロ契約した選手たちを紹介します。
スペイン女子2部で契約した選手
浦海 綾 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | CP Cacereño Femenino(スペイン女子2部) |
| ポジション | DF |
| 生年月日 | 2002年11月2日 |
| 経歴 | 横須賀シーガルズMEG → 横須賀シーガルズJOY → ニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ1部) → スペイン |
なでしこ1部でプレー経験のある選手が、スペイン2部でプロ契約。
長 若奈 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | CP Cacereño Femenino(スペイン女子2部) |
| ポジション | DF |
| 生年月日 | 2002年7月22日 |
| 経歴 | 日テレ・メニーナ・セリアス → 十文字高校 → FC町田ゼルビアレディース → スペイン |
日本の強豪チームを経験した後、スペインでプロ契約。
スペイン女子3部で契約した選手
森田 優乃 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | SD Huesca(スペイン女子3部) |
| ポジション | MF |
| 生年月日 | 2003年9月15日 |
| 経歴 | 横須賀シーガルズ → 武蔵丘短期大学 → スペイン |
短大卒業後にスペインへ挑戦し、3部でプロ契約。
毛利 亜美 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | SD Huesca(スペイン女子3部) |
| ポジション | MF |
| 生年月日 | 2003年10月2日 |
| 経歴 | JFA ACADEMY IMABARI FC今治レディース → 佐久長聖高校 → スペイン |
高校卒業後にスペインへ挑戦し、3部でプロ契約。
竹内 未来乃 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | RUT Femenino(スペイン女子3部) |
| ポジション | MF |
| 生年月日 | 2002年12月21日 |
| 経歴 | 日テレメニーナセリアス → ノジマステラ相模原 → 町田ゼルビアレディース → スペイン |
なでしこリーグ経験者がスペイン3部へ。
市川 桃子 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | FF La Solana(スペイン女子3部) |
| ポジション | FW |
| 生年月日 | 2003年4月5日 |
| 経歴 | 常葉大学附属橘高校 → Rayo Vallecano B(スペイン4部) → スペイン3部 |
高校卒業後にスペインへ渡り、4部から3部へステップアップ。
島野 美央 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | CD Juan Grande(スペイン女子3部) |
| ポジション | MF |
| 生年月日 | 1999年4月10日 |
| 経歴 | 伊賀FCくノ一三重(なでしこ1部) → スペイン |
なでしこ1部経験者がスペイン3部へ。
佐瀬 実 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | Cacereño Femenino Atletico(スペイン女子3部) |
| ポジション | DF |
| 生年月日 | 2002年10月2日 |
| 経歴 | 日テレ・メニーナ・セリアス → 佐久長聖高校 → アメリカ大学 → スペイン |
アメリカ大学サッカーを経験した後、スペインでプロ契約。
スペイン女子4部で契約した選手
齋藤 莉音 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | Zaragoza CFF B(スペイン女子4部) |
| ポジション | FW |
| 生年月日 | 2004年1月10日 |
| 経歴 | 岡山湯郷BelleU15 → 佐久長聖高校 → スペイン |
高校卒業後にスペインへ渡り、4部でプロ契約。現在はさらに上のカテゴリを目指してプレー中。
オーストラリアで契約した選手
杉原 遥波 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | Adelaide Comets FC(オーストラリア女子2部) |
| ポジション | FW |
| 生年月日 | 1996年12月23日 |
| 経歴 | 常盤木高校 → ちふれエルフェン → FC十文字VENTUS → アンジュヴィオレ広島 → オーストラリア |
なでしこリーグ経験者がオーストラリアへ。
河合 七音 選手
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | West Torrens Birkalla(オーストラリア女子2部) |
| ポジション | FW |
| 生年月日 | 1999年3月18日 |
| 経歴 | 名古屋学院大学 → 水戸シルエラ(関東2部) → オーストラリア |
大学卒業後、地域リーグを経てオーストラリアでプロ契約。
選手たちに共通すること
これらの選手に共通しているのは:
- 日本で「トップ」ではなかった
- WEリーグでプレーしてなかった
- なでしこリーグや地域リーグでプレーしていた
- 大学サッカーから直接海外へ
- 「挑戦する覚悟」があった
- 日本での安定を捨てて海外へ
- 言葉の壁を乗り越える覚悟
- 結果が出なくても後悔しない気持ち
- 海外で評価された
- 日本では埋もれていた才能が開花
- 違う環境で自分の強みが活きた
つまり、日本でプロになれなくても、海外でプロになる道はあるということです。

7. 女子サッカー留学の流れ
実際に女子サッカー留学をする場合の流れを解説します。
STEP 1:問い合わせ・相談(渡航2〜6ヶ月前)
まずはエージェントに問い合わせ。
- 自分の経歴・実力を伝える
- 希望する国・期間・目的を共有
- 費用や流れの説明を受ける
この段階で準備すること:
- プレー動画(あれば)
- 経歴書
- 希望条件の整理
STEP 2:オンライン面談(渡航3〜5ヶ月前)
Zoomなどで詳しく相談。
- 実力に合った留学プランの提案
- 費用の見積もり
- スケジュールの確認
- 質疑応答
STEP 3:契約・準備開始(渡航2〜4ヶ月前)
プランに合意したら正式に契約。
準備すること:
- パスポート取得(なければ)
- ビザ申請(長期の場合)
- 航空券手配
- 海外保険加入
- 語学学校申し込み(長期の場合)
STEP 4:渡航前サポート(渡航1〜2ヶ月前)
- 現地生活の説明
- スペイン語・ドイツ語の基礎レッスン(希望者)
- 持ち物リストの確認
- 緊急連絡先の共有
STEP 5:渡航・現地サポート開始
いよいよ渡航。
現地でのサポート内容:
- 空港送迎
- 宿泊先への案内
- 携帯電話・銀行口座の開設サポート
- 語学学校への同行(初日)
- クラブへの紹介・練習参加
STEP 6:トライアウト・契約交渉
現地スタッフと一緒にクラブを回り、トライアウト。
- 実力に合ったクラブを紹介
- 練習参加のアレンジ
- 監督・クラブとの交渉
- 契約書の確認・サポート
STEP 7:契約・シーズンイン
契約が決まったら、いよいよシーズン開始。
- 定期的なコンディションチェック
- 困ったことがあれば24時間相談対応
- 契約更新・移籍のサポート

8. よくある質問
Q. サッカー経験が浅くても留学できる?
A. 可能です。
短期留学であれば、経験問わず参加できるプログラムがあります。ただし、プロ契約を目指す長期留学の場合は、ある程度の実力が必要です。
目安として:
- 高校のサッカー部でレギュラー
- 地域トレセン以上の経験
- 大学サッカー部でプレー
これくらいの経験があれば、海外でも十分通用する可能性があります。
Q. 語学力は必要?
A. 必須ではありませんが、あると有利です。
短期留学の場合:
- 現地スタッフがサポートするので、語学力ゼロでもOK
- サッカーは言葉がなくても通じる部分が多い
長期留学の場合:
- 現地語(スペイン語・ドイツ語・英語)を学ぶ必要がある
- 語学学校との併用が一般的
- チームメイトとのコミュニケーションに必要
渡航前に完璧である必要はないですが、現地で積極的に学ぶ姿勢は必要です。
Q. 女子1人でも大丈夫?
A. 大丈夫です。
現地スタッフがサポートするエージェントを選べば、1人でも安心して挑戦できます。
確認すべきポイント:
- 現地に日本人スタッフがいるか
- 24時間の緊急連絡体制があるか
- 宿泊先は安全か
- 過去に女子選手のサポート実績があるか
Q. プロ契約できる可能性は?
A. 実力次第ですが、チャンスは十分にあります。
スペインの場合:
- 3部・4部であれば、実力があれば契約可能
- 2部は競争が激しいが、不可能ではない
- 1部(リーガF)は非常に難しい
**重要なのは「適切なレベルのクラブを選ぶこと」**です。
いきなり高いレベルを目指すより、まずは自分のレベルに合ったクラブで契約し、そこからステップアップする方が現実的です。
Q. 契約できなかったらどうなる?
A. それでも得るものは大きいです。
仮にプロ契約できなかったとしても:
- 海外サッカーの経験
- 語学力
- 自立心・行動力
- 国際的な人脈
- 「挑戦した」という自信
これらは、サッカーを辞めた後のキャリアにも必ず活きます。
また、契約できなければ全額返金するエージェントもあるので、確認してみてください。
Q. 何歳まで挑戦できる?
A. 明確な年齢制限はありません。
ただし、現実的には:
- ワーホリビザは30歳まで(国によって異なる)
- 20代後半になると体力的に厳しくなる
- 30代でも挑戦している選手はいる
「行きたい」と思ったときが、行くべきタイミングです。
Q. 日本に帰ってからの就職は?
A. むしろ有利になることが多いです。
海外留学経験者は、就活で以下の点が評価されます:
- 語学力
- 行動力・チャレンジ精神
- 異文化コミュニケーション能力
- 逆境を乗り越えた経験
特に大学生の場合、休学して海外挑戦しても「新卒」として就活できるため、リスクは限定的です。

9. まとめ
女子サッカー留学は、国や期間によって費用や目的が大きく変わります。
目的別おすすめの国
あなたの目的に合わせて、おすすめの国が変わります。
プロ契約を目指すなら → スペインがベスト。2部・3部でも給与が出るクラブが多く、日本人女子選手への評価も高いです。
安定した環境でプレーしたいなら → ドイツ。組織的なプレースタイルで、日本人に馴染みやすい環境です。
英語も学びたいなら → アメリカかオーストラリア。サッカーと語学の両立ができます。
初めての海外で不安なら → オーストラリア。時差が少なく、治安も良く、日本人コミュニティも多いです。
働きながら挑戦したいなら → オーストラリア(ワーホリ)。ワーキングホリデービザでアルバイトしながらサッカーができます。
年齢別おすすめプラン
中学生 → 短期留学(1〜2週間)がおすすめ。海外サッカーを体験し、将来の目標を明確にする機会に。
高校生 → 短期〜中期留学(〜3ヶ月)。夏休みや春休みを活用。18歳未満はビザの制約があるため、短期が現実的です。
大学生 → 長期留学・トライアウト(6ヶ月〜1年)。休学してプロ契約を目指すチャンス。
社会人 → トライアウト or ワーホリ。仕事を辞める覚悟があるなら、年齢制限のあるワーホリは早めに使うべき。
最後に
日本で「プロになれなかった」選手が、海外でプロ契約するケースは珍しくありません。
大切なのは、「挑戦する覚悟」を持つこと。
言葉の壁、文化の違い、孤独感…乗り越えなければならない壁は多いですが、それを超えた先に、新しい自分が待っています。
「いつか行きたい」ではなく、「今、行く」。
その一歩を踏み出す勇気があれば、世界は思っているより近いです。
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