はじめに

今回は、アメリカの大学にサッカー奨学生として挑戦したい・トライアウトしたいと思っている方向けに、実際にアメリカの大学サッカーについて書いていこうと思います。

少しでも興味あるという方でも読んでいただけると興味深い内容もあると思いますので是非ご一読ください。

主な内容としては、以下の通りです。

  1. アメリカの大学サッカーの仕組み
  2. アメリカでのサッカー留学のメリットとデメリット

アメリカ大学サッカーの仕組み

アメリカ大学サッカーのリーグについて

公式戦のシーズンは8月~12月までで、カンファレンス(地域)にてリーグ戦を行い上位チームのみが12月に行われる全米大会へ進出できるという仕組みです。

シーズン以外の時期の1月~5月頃は、練習と練習試合がメインとなり、2年制大学が4年制大学と試合したり、プロと試合したりと大学によって様々です。

オフシーズンが終わり、8月のシーズンまでは3カ月ほどは夏休みとなり、部活動はありません。

この時期は、アメリカのセミプロリーグに参加する選手がほとんどです。

色々な学生は、セミプロリーグ(PDL, NPSL)のチームに所属し、約2か月間チームメイトとして練習・公式戦を行います。 

これらセミプロリーグには、多くの4年制大学・プロチームのスカウトがたくさん見に来ているため、プロへの登竜門といわれております。

アメリカ大学のサッカー奨学金留学についてまとめてみました

アメリカ大学の種類

  • 四年制大学と二年制大学
  • 州立公立と私立

日本と似たような分類で上記のような仕組みになっています。

さらに細かく分けると下記のとおりです (*1) (*2)。

分類名分類補足
私立総合大学私立ハーバードやイェール大学など名門校が含まれる
リベラルアーツカレッジ私立アメリカのスタンダードで伝統的な大学系統
専門的分野に特化しているのではなく、広く基礎を学ぶ大学
州立大学州立より専門的・実践的な分野を学べる
コミュニティ・カレッジ公立2年制で地域に根付いた大学
留学生に奨学金は出ないが学費は安め

※参考

  1. アメリカ大学奨学金留学 – アメリカの大学種類
  2. アメリカの大学の種類 – 栄 陽子留学研究所

アメリカ大学サッカーの4つのメリット

英語スキルが身につく

これは言わずもがなだと思いますが、英語で授業を受ける必要があり、チームメイト、コーチとも英語でコミュニケーションとらないといけない環境です。

したがって高確率で英語は話せるようになります。

入学前にTOEFLの基準点を満たさないと、奨学金をもらって入学できない場合がありますので、そこでも英語の勉強は必要になります。

返済不要の奨学金で部費・遠征費なし

アメリカの大学サッカー部では、サッカーにかかわる基本費用はすべて大学が負担します。(部費や遠征費など)

サッカーのレベルやスキルによって返済不要の奨学金も支給されます。

コーチからの選手評価が高ければ、100%の返済不要奨学金をもらうことも可能です。

中には毎回スパイク支給される選手や毎試合試合ごとに20$ぐらいお小遣いをもらえる選手もいます。

また、勉強面でも一定の成績を残すことができれば、留学生に適用される学費が免除される場合があり、勉強面での奨学金を得ることもできます。

1年目から4年制大学から奨学金を獲得し入学する選手もいれば中には2年制大学で2年間プレーした後、4年制大学からスカウトされ奨学金を取得して編入する選手もいます。

2年制大学でも全額奨学金をもらっている選手もいるので、最初は2年制大学に行くことも英語に自信がない方にはおすすめです。

多様性がある

様々な国のチームメイトがいます、ダイバーシティは人の視野を広げ、サッカーだけでなく人間としての成長に大きく役立ちます。

世界中に仲間がいることで、将来海外で仕事したいという時にも誰かが助けてくれることが多々あります。

環境・設備が素晴らしい

参考:https://www.slamstox.com/en/insights-fun-more-english/top-10-college-soccer-facilities/

こんな環境は日本では絶対にありえません、アメリカでは大学スポーツが非常に盛んなので観客も1試合で数千人と入ります。

大学所有のスタジアムだけではなく、専用ジムや練習場も完備しています。

サッカー選手にとってこんな幸せな環境はないですよね。

どの大学にも、大学の専属フィジカルコーチが絶対所属しており怪我した時の対応やリハビリも一緒に取り組むことができ、高いパフォーマンスを維持することが可能です。

アメリカ大学サッカーのデメリット

ヨーロッパほどレベルが高くない。

極論かもしれないですが、ヨーロッパのほうがリーグのレベル自体が高いというのと、選手やコーチのレベルが全体的に高いのは事実です。

サッカーでプロになりたいヨーロッパへ行きたいのであれば、アメリカの大学を出てからだと少し遅いので先にヨーロッパで2~3年サッカーで挑戦してからでもアメリカの大学へ進学するのは遅くないと思います。

おわりに

アメリカの大学でサッカーをすることはグルーバル人材育成という観点や、人間的な成長、経済的な観点でも非常に意義があることだと考えます。

「自分は無理だ」とか悲観せず、高校サッカーの時Aチームでの出場数0、ずっとBチームでくすぶっていた選手も奨学金を獲得した事例はもちろんあります。

アメリカには5300校もの大学があります、その中から最適なキャリアを私たちは提案も可能です。一緒に奨学金を探してまずは一歩あなたのキャリアを切り開いてみませんか?

少しでも興味があれば、下記LINEより「アメリカの大学に奨学金留学に興味がある」とご連絡いただければアメリカの大学に奨学金留学経験のある担当の者が対応します。

StayDream Groupの海外サッカー留学サポート

StayDream Group (代表: 宮川類) では、海外サッカー留学のサポートを行っています。

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