ドイツサッカーの給料事情を徹底解説|5部〜8部でも稼げるって本当?【2026年最新】
こんにちは、ステイドリームグループ代表の宮川類です。
「海外でサッカーを続けたいけど、生活していけるの?」
これは、海外挑戦を考える選手から最も多く寄せられる質問のひとつです。
結論から言います。ドイツでは、5部〜8部のアマチュアリーグでも給料をもらいながらサッカーができます。
日本ではJ3やJFLの選手でも無給でプレーしているケースが珍しくありません。しかしドイツでは、地域リーグの選手にも固定給や勝利給、さらには住居の提供まであるクラブが存在します。
この記事では、ドイツサッカーの給料事情を1部〜8部までリーグ別に整理し、ドイツ5部での選手経験を持つStayDreamスタッフ・高橋の実体験も交えながら、リアルな情報をお伝えします。
ドイツサッカーのリーグ構造と給料目安
まず、ドイツのサッカーリーグの全体像を押さえましょう。
1部〜3部:プロリーグ(ブンデスリーガ)
ドイツの1部〜3部は完全なプロリーグです。
- 1部(ブンデスリーガ):平均年俸は約2億円以上。バイエルンやドルトムントなどの世界的ビッグクラブが所属。
- 2部(ブンデスリーガ2):平均年俸は約5,000万円前後。元1部の実力者も多くプレー。
- 3部(3.リーガ):平均年俸は約1,000〜1,500万円。日本のJ1下位〜J2上位に相当するレベル。
3部でも年収1,000万円を超える環境は、日本のサッカー界では考えにくい水準です。
4部:セミプロ(レギオナルリーガ)
4部はプロとアマチュアが混在するリーグです。ブンデスリーガ所属クラブのU-23チームや、かつて上位リーグでプレーしていた選手が多く在籍しています。
プロ契約を結んでいる選手はサッカーだけで生活できますが、アマチュア契約の選手は仕事と両立しているケースもあります。日本から挑戦する選手にとって、プロへの登竜門となるステージです。
5部〜8部:アマチュアリーグ(ここが最大の魅力)
ドイツサッカーの最大の特徴は、5部以下のアマチュアでも給料が発生することです。
- 5部(オーバーリーガ):月2万〜25万円+勝利給。資金力のあるクラブでは家や車の支給も。
- 6部:月2万〜10万円+勝利給+交通費。
- 7部〜8部:月2万〜5万円程度。ただしクラブによっては家付きのオファーも。
金額だけ見ると多くはないように感じるかもしれません。しかし、サッカーをしながら給料がもらえて、住居まで提供される環境は、日本の同カテゴリ(地域リーグや都道府県リーグ)では到底あり得ません。
なぜドイツの下部リーグでは給料が出るのか
この仕組みを理解するには、ドイツのサッカー文化を知る必要があります。
地域に根づいたサッカー文化
ドイツでは5部〜8部のクラブでも、自前のスタジアムや専用グラウンドを保有しています。日本のJ3でも専用スタジアムを持たないクラブがある中、ドイツの地域クラブの環境は桁違いです。
試合には入場料がかかり、地元の住民がアマチュアリーグの試合にお金を払って観戦に来ます。スポンサー収入も含め、クラブにはしっかりとした収益基盤があるのです。
外国人枠がない
ドイツのもうひとつの大きな特徴が、5部以下に外国人枠の制限がないこと。実力さえあれば、国籍に関係なくチャンスが与えられます。
スペインではEU圏外の選手に対する枠制限があり、同じ実力でもプレー機会が制限されることがあります。この点で、ドイツは日本人選手にとって最も門戸が広い国のひとつです。
StayDreamスタッフ・高橋の実体験
ここからは、StayDreamのドイツ担当スタッフであり、自身もドイツ5部でのプレー経験を持つ元選手・高橋のリアルな経験をお伝えします。
渡航初年度の現実
高橋がドイツに渡った当初、いきなり好条件のオファーが来ることはありませんでした。これはどの選手も同じです。
ドイツのクラブは、選手の実力と実績に対して対価を払うという考え方が徹底しています。練習参加だけの段階で、ドイツでの実績もなく語学も話せない外国人に、大きな投資をするクラブはほとんどありません。
3〜4年目で契約金100万円のオファー
しかし、ドイツのリーグでしっかりと結果を残し、語学も習得した高橋には、渡航3〜4年目に契約金100万円のオファーが届きました。
これは下部リーグの日本人選手としては破格の待遇です。ドイツでの実績・信頼・語学力が評価された結果であり、「最初は厳しくても、結果を出せばステップアップできる」というドイツサッカーの魅力を体現しています。
田舎のクラブほどチャンスがある
高橋の経験から見えてきたもうひとつのポイントは、田舎のクラブほど好条件のオファーが出やすいということ。
都市部はビッグクラブの影響で人材が集まりやすいですが、地方では外国人選手が重宝されます。スポンサーにも余裕があるクラブが多く、下部リーグでもしっかり稼ぎながら上を目指せる環境があります。
日本との比較:同じカテゴリでもこれだけ違う
日本とドイツの同カテゴリを比較すると、待遇の差は歴然です。
| ドイツ 5部〜6部 | 日本 地域リーグ〜JFL | |
|---|---|---|
| 給料 | 月2万〜25万円 | 無給〜数万円 |
| 住居 | クラブ提供あり | 自己負担 |
| 施設 | 専用スタジアム・天然芝 | 学校のグラウンド共用も |
| 観客 | 有料入場・地域サポーター | ほぼ関係者のみ |
| 外国人枠 | なし | — |
| ステップアップ | 4部→3部→プロへの道 | J3参入のハードル高 |
同じ「アマチュア」カテゴリでも、サッカーを取り巻く環境が根本的に異なります。
1年目に期待すべきこと・すべきでないこと
ここで現実的な話をします。
期待すべきでないこと
- 渡航1年目から高額オファーが来ること
- 語学なしでチームに馴染めること
- 練習参加だけで契約が決まること
期待すべきこと
- サッカーで給料がもらえる環境に身を置けること
- 結果を出せば2年目以降に条件が大幅に上がること
- ドイツ語を覚えることで、選手としての評価が変わること
- 下部リーグからプロクラブにステップアップする道が開けていること
元ドイツ代表のミロスラフ・クローゼ選手も、W杯で得点王になる2年前まで7部リーグでプレーしていました。ドイツでは下部リーグからの成り上がりは珍しいことではありません。
ドイツでサッカー選手として稼ぐために必要なこと
最後に、ドイツで「サッカーで稼ぐ」ために必要な要素をまとめます。
① サッカーの実力(当然)
5部以上でレギュラーとして活躍できるレベルが求められます。日本の大学サッカーや社会人リーグで上位の実力があれば、十分チャンスはあります。
② ドイツ語
「サッカーで示すから語学は不要」という考えは、ドイツでは通用しません。監督の指示、チームメイトとのコミュニケーション、地域のサポーターとの関係構築。すべてに語学が必要です。
③ 1年目を乗り越えるメンタル
最初の1年は思い通りにいかないことの方が多いです。しかし、そこで腐らずに結果を出し続ければ、2年目以降の待遇は大きく変わります。
④ 信頼できるサポート体制
現地の事情に詳しいスタッフがいるかどうかで、挑戦の質が変わります。StayDreamでは、自身もドイツ5部でのプレー経験を持つ高橋が現地スタッフとして、クラブ探しからビザ取得、住居手配、生活サポートまで一貫して対応しています。
ドイツでの挑戦に興味がある方へ
StayDream Groupでは、ドイツサッカー留学・トライアウトのサポートを行っています。
現地スタッフの高橋は、これまで15名以上の選手をサポートしてきた実績があります。ドイツのクラブとの太いパイプを活かし、選手一人ひとりのレベルと目標に合ったクラブを紹介します。
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