【ジュニアアスリート向け】小中学生にプロテインは必要?正しい摂り方
こんにちは、宮川類です。10歳でスペインに渡り、アトレティコ・マドリードの育成組織で16歳までプレーしました。帰国後も大学サッカーを経て、現在はサッカー留学事業と育成メディア「ステドリ」を運営しています。
「うちの子、サッカーの練習がハードで体がもたないみたい。プロテインを飲ませてもいいの?」
結論から言うと、「食事で足りない分を補う手段」としてなら、ジュニア向けプロテインは有効です。ただし、「プロテインを飲めば上手くなる」「飲めば体が大きくなる」というものではありません。
この記事では、成長期のサッカー選手にプロテインが必要なケースと不要なケース、選び方、飲むタイミングをわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- 小中学生にプロテインが必要なケース・不要なケース
- 成長期に必要なタンパク質量の目安
- ジュニア向けプロテインの選び方3つのポイント
- 飲むべきタイミングと量
プロテインとは何か——まず正しく理解する
プロテインとは「タンパク質」を英語にしただけの言葉です。薬でもサプリメントでもなく、肉・魚・卵・大豆に含まれるタンパク質を粉末にしたもの。つまり「食品」です。
「プロテイン=筋肉増強剤」「プロテイン=子どもに悪い」というイメージを持つ方もいますが、これは誤解です。正しく使えば、食事の補助として安全に活用できます。
プロテインが必要なケース・不要なケース
✅ 必要なケース
・練習後すぐに食事が取れない(車での移動が1時間以上など)
・小食で食事だけでは必要なタンパク質量に足りない
・成長期で体づくりに力を入れたい中学生以上
・朝食を食べる習慣がない
❌ 不要なケース
・3食バランスよく食べられている
・練習後30分以内に食事が取れる環境にある
・まだ小学低学年で練習量がそこまで多くない
→ この場合は通常の食事でタンパク質が十分に摂れているので、プロテインは不要です。
成長期に必要なタンパク質量の目安
一般の子ども:体重1kgあたり1.0〜1.2g/日
スポーツをする子ども:体重1kgあたり1.2〜1.5g/日
ハードなトレーニングをする中学生以上:体重1kgあたり1.5〜1.8g/日
例:体重35kgのサッカー少年 → 1日に必要なタンパク質は42〜53g
鶏むね肉100g(約22g)+卵1個(約6g)+牛乳200ml(約7g)+ごはん3杯(約8g)=約43g
→ 普通に食事が取れていれば足りる計算
ジュニア向けプロテインの選び方
① ジュニア専用を選ぶ
大人向けプロテインはタンパク質量が多すぎたり、カフェインやクレアチンなど子どもに不要な成分が入っていることがあります。「ジュニア」「キッズ」「成長期」と明記された製品を選びましょう。
② ホエイプロテインがおすすめ
プロテインにはホエイ(乳清)・カゼイン・ソイ(大豆)の3種類がありますが、吸収が早く飲みやすいホエイプロテインが子どもには最適です。牛乳アレルギーがある場合はソイプロテインを。
③ 余計な添加物が少ないものを
人工甘味料・着色料・保存料が少ないものを選びましょう。成分表をチェックして、タンパク質含有率が70%以上のものが目安です。
飲むタイミングと量
ベストタイミング:練習後30分以内
練習後の「ゴールデンタイム」にタンパク質を摂ると、筋肉の回復が効率的に進みます。水や牛乳に溶かして飲むのが基本。バナナと一緒に摂るとエネルギー補給も同時にできます。
1回の量
ジュニア向けプロテインの場合、1回10〜15g程度が目安。大人向け製品の半量程度と考えてください。パッケージの推奨量を守りましょう。
注意点
プロテインはあくまで「食事の補助」。プロテインを飲んでいるから食事を抜いていい、ということは絶対にありません。基本は食事、不足分をプロテインで補う。この順番を守ってください。
🌍 海外育成メモ:スペインの育成クラブでは、クラブハウスに栄養士が常駐していて、選手一人ひとりに合った食事プランを作成します。プロテインの使用も栄養士の指示のもとで管理されています。日本ではそこまでの環境は難しいですが、「何を・いつ・どれくらい摂るか」を意識するだけで差がつきます。
まとめ
小中学生のプロテインは「必須」ではないけど「あると便利」な存在です。食事で十分なタンパク質が摂れていれば不要ですが、練習後に食事が取れない場合や小食の子どもには有効な補助手段になります。
大事なのは「食事ファースト、プロテインはサブ」という考え方。まずは日々の食事の質を見直すことから始めましょう。
もっと本気で上を目指すなら——海外サッカー留学という選択肢
今回紹介した内容を実践して「もっと高いレベルでサッカーがしたい」と思ったら、海外サッカー留学という選択肢もあります。
僕自身が10歳でスペインに渡った経験から言えるのは、海外の育成環境では「個の技術」に加えて「判断力」「メンタル」「コミュニケーション力」が徹底的に鍛えられるということ。
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この記事は2026年4月時点の情報です。
文:宮川類(ステイドリームグループ株式会社 代表 / JFA公認C級コーチ / 元アトレティコ・マドリード育成組織所属)